Arrival Gate を出ると、現地で添乗員をしている T子さんが出迎えてくれました。
この頃私はエージェントを通さないで行っちゃうので、本当は現地係員なる人はいないんだけど、出発前にT子さんに「またモルディブ行きます〜。」ってメールをするといつも到着を待っていてくれます。
さらにリゾートのチェックインカウンターでの手続きもしてくれ、ボートの出発までお見送りしてくれます。
T子さん、いつもありがとう〜 <m(__)m>
この日は雨で、風も強く、海は大荒れ。
う〜ん、ちょっと怖い。
T子さんは「沖に出ると波も緩くなるので、大丈夫ですよ。with 満面の笑み!」と励ましてくれます。
が、しかし・・・。
ボートが動き出すと、雨が座席にかかるので、ボートの地下のお部屋(?)に行くように案内されました。
今考えると、これが悲劇の始まりでした。
案内された地下のお部屋は、蒸し暑く、さらにガソリンの臭いが漂い、一気に気分は急降下。気分治しにアメちゃん食べてみるけど、効果なし。
今朝の出発の時の2日酔いと言い、今のこの悲惨な状況と言い、今回の旅行、常に酔ってるよ・・・、なんて思ったらもうおしまい。
「き・き・き・・・、気分悪い!」
雨に濡れようが、風に吹き飛ばされようが、外に出たい、外の風に当たりたい!
と思ったが、ボートの地下から地上階に上がる階段に、スタッフが座っていて、私の見張りをしている。
暫く我慢したが、もうダメだ・・・、限界。
「プリーズ!( ← 今考えると何がプリーズなんだ?)」と一言、階段に座っているスタッフに言い、言葉と同時にスタッフを押し退けて地上に出てみた。
う〜ん、雨は冷たいけど、良い風がある。
これなら気分持ち直すかも!
ボートもだんだんエンブドゥに近づいて来てるし、ちょっと安心。
が、事態はそんなに甘くはなかったです。
何とか無事にエンブドゥに上陸できると思ったその瞬間、悪夢な現実が私を襲って来ました。
そうボートが止まって風がなくなった途端、また気分が悪くなったのです。
ヤバイ・・・、うぅ、どうしよう?
人間追い込まれると最後の力を振り絞ってその場を何とか乗り切れるものだ、と思ってたりしたけど、この度は全くダメでした。
エンブドゥ到着と同時に桟橋から海に向かってモドシちゃいました。ごめんなさい。
でも、一応ちゃんとスタッフに了解取っての行動だから。
さらにそのスタッフはボートから水を出して来て「これでうがいをしてね。」って準備までしてくれてました。
さすが至れり尽くせりのエンブドゥだ。
そんな最悪な状態でエンブドゥに上陸、レセプションでチェックインの手続きをしている間も、かなり気分悪く、元気なし。ローテンション300%くらい。
レジストレーションカードは、空港でT子さんが書いてくれてたので、その時間を短縮できただけでも、ホント有り難かったです。
スタッフも「今日は海が荒れてたから、酔っちゃったんだね〜。早く部屋に行って休んだ方がいいよ。(大意)」と気遣ってくれました。
と言うわけで、3泊5日の第1日目は悲惨な状況で終ってしまいました。
写真は、例の想い出の桟橋と、レセプションの風景です。
過去日記:2005.06.25筆
★ この旅行記の前
モルディブ・エンブドゥビレッジ 旅行記 その2 を、まだご覧になってない方は、是非そちらもご覧ください m(__)m
そして、この旅行記の続き
モルディブ・エンブドゥビレッジ 旅行記 その4 も、是非ご覧ください m(__)m
★ 2003年夏に行った
エンブドゥ・ビレッジの旅行記 (写真中心) も是非ご覧ください m(__)m